Sensuousに生きよう。

何も考えてないように見える僕の頭の中は、日本酒が溢れ出るくらいにくだらないことで頭が一杯だ。

2018-09-01から1ヶ月間の記事一覧

もう一人の嫌な自分

日本人は何かと他人と比べたがる人種だ。それは小学校から高校にかけて義務教育という、社会が決めた基準に照らして良し悪しの評価を受ける環境に身を置くからである。そこでは規則に従うことが正、勉強して良い大学に行くことが正、そして良い会社に勤める…

銀行員時代 支店研修編③

彼女が支店に来なくなって以降、気のせいかもしれないが周りが妙に優しくなった。おそらく支店長が上席会議で新人の扱いを見直すように話したのだろう。支店の評価には新人教育という項目があり、退職に至った場合にはそれが減点対象となるのである。「これ…

銀行員時代 支店研修編②

長期休暇を終えて支店に顔を出すと、職場の話題は彼女で持ちきりだった。「どうして来なくなっちゃったの?」「まだ数ヶ月しか経ってないのに。」「この程度でダメになるならこの先どうせやっていけない。」等々、みんなが口にする言葉はどれも彼女への思い…

銀行員時代 支店研修編①

集合研修後、独立遊軍武蔵はばらばらになった。3人は関西、2人は関東へ。そして、僕は都内のある支店に配属された。ここでは、あおぞら支店(仮称)と言っておこう。個人富裕層も顧客として来店するような、いわゆる大型店である。 あおぞら支店への出勤初日…

銀行員時代 集合研修編②

お待ちかね、研修内容全般について記憶の限り振り返ってみよう。 ◯無難に書き記す所感文 1ヶ月間の集合研修を振り返った時に真っ先に思い浮かぶのが「所感文」である。頭取、役員、人事部長、支店長等々お偉いさんの講話の後には決まって全員が所感文を書か…

銀行員時代 集合研修編①

退職してからいつかは振り返ろうと思っていた僕の銀行員時代。まずは入行してすぐの集合研修について。確か研修内容とかあんま具体的に書くとNGだったからちょっとぼかさないとな。って言ってもほとんど覚えてないんだけど。 〜入行前〜 大学4年の冬、部活を…